とりあえず事件のさわりだけでも
六畳ほどの広さの屋根裏部屋に祖父は倒れていた。
大学ノート並みのサイズの小さい窓がひとつあるだけの昼間でも薄暗い部屋だ。
裸電球がぶら下がり中央には布団が敷きっぱなしになっている。

西澤保彦さんの『七回死んだ男』の書き出しからスタートした今回の創伸まいぷれニュース。

こんにちは。親切！丁寧！創伸！でおなじみの湖南市の工務店 有限会社創伸の中津です。

お正月の話と七回死んだ男ってなんか縁起でもないじゃん！て声が聞こえてきそうですけど。。。

主人公の高校生は同じ一日が訪れる特異体質の持ち主でいわゆるタイムリープもののミステリです。
２０年以上も前の作品ですが今読んでも新鮮でとにかく主人公の高校生、キュータロー君が誠実で口調も面白くて好感が持てます。
お正月に親族が集まったお家でおじいちゃんがだれかに殺されちゃってそれを助けようと主人公が特異体質を使って
一生懸命頑張るお話。
最後まで読んでくださいね（笑）

やっと「お正月」が出てきました！

ということで、創伸の年末年始は12/29(金)～1/4(木)までお休みをさせていただきます。
はい。
お正月休みです。お正月のお話です。
ありがとうございます。

是非、西澤保彦さんの「七回死んだ男」読んでみてくださいね♪

次回予告
下村敦史さんの『生還者』とヒートショックのお話。さて、どんなおはなしになるのか。お楽しみに。


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