首都直下地震の想定が見直されました。数字の向こう側にあるもの
こんにちは!滋賀県湖南市の工務店|SOSHIN HOME CRAFTの中津です。
朝の空気がぐっと冷たくなり、冬らしさを感じる季節になってきました。
年末が近づくと、テレビやスマートフォンでニュースを見る時間も増えますよね。
そんな中、目に留まったのが
「首都直下地震の被害想定が82兆円超、死者1万8千人」
という報道でした。
【共同通信ニュース】
このニュースを見て、思い出した光景
「あのときは危なかった…」
そんな嫌な思い出が頭をよぎりました。
私は阪神・淡路大震災を実際に経験しています。
当時は大阪の運送会社で働いていて、その日もいつも通り、早朝に出発していました。
地震が起きた瞬間、
私は阪神高速神戸線を走行中でした。
「……なんや、これ」
そう思った次の瞬間、
道路が、まるで龍のように大きくうねりました。
視界が歪み、ハンドルを握る手に力が入りました。
とにかく、止まれなかった。
夢中で、前だけを見てアクセル踏み込んで走り抜けました。
後から考えると、
ほんの数十秒、タイミングがずれていたら
高速道路の倒壊に巻き込まれ、転落していてもおかしくなかったと思います。
その日の夜、テレビに映った映像を見て、言葉を失いました。
阪神高速が、無残に倒壊していたのです。
「あの場所を、走っていたんや…」
「生かされたんやな」
そう思いました。
現場でよく聞く言葉
家づくりやリノベーションの相談をしていると、
こんな言葉をよく耳にします。
「滋賀は地震、あまり来ないですよね?」
「耐震って、最低限で大丈夫なんですか?」
そう言われたあと、
「正直、どこまで考えたらいいか分からなくて…」
と、少し声を落とされる方も少なくありません。
数字は“脅すため”ではありません
今回の被害想定も、
不安をあおるための数字ではありません。
・どこで
・どんな規模の地震が
・起きた場合、どうなるのか
それを、事前に考えるための材料です。
地盤のこと、建物の年代、耐震性能。
専門的に見える話も、
「もし、今ここで起きたら?」
という想像が出発点になります。
ミニFAQ
Q:滋賀県でも大きな地震は起きますか?
A:頻度は高くありませんが、可能性がゼロとは言い切れません。
Q:古い家はやはり危ないのでしょうか?
A:一概には言えませんが、今とは違う耐震基準で建てられている家は多いです。
Q:耐震等級とは何ですか?
A:建物の地震への強さを示す目安で、数字が大きいほど余力があります。
家づくりは「もしも」を話す時間
家は、毎日の暮らしを支える場所です。
だからこそ、
起きてから考えるのではなく、起きる前に話しておく
その時間が大切だと感じています。
派手な性能の話ではなく、
ご家族それぞれの暮らし方に合った備え方を、
一緒に整理していくこと。
それが、次の世代につながる家づくりだと思っています。
今日、答えを出す必要はありません
このニュースでは住宅の耐震化や、防火性能の向上により
前回調査よりも被害想定が縮小と書かれています。
このニュースをきっかけに、
「もし、自分の住んでいる地域で地震が起きたら?」
そんな会話が、ご家族の中で生まれたら十分です。
考える“きっかけ”として、
この記事がそっと役に立てば嬉しいです。
もう少し詳しく知りたい方へ 今回の内容に関連する考え方や事例は、 SOSHIN HOME CRAFT公式WEBサイトのコラムでも詳しくまとめています。
家づくりを考え始めたばかりの方にも、分かりやすい内容です。 よろしければ、こちらも参考にしてみてください。
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